ノンアルコールなのに甘酒。和の飲むヨーグルトの秘密とは?

食品

ノンアルコールなのに甘酒。和の飲むヨーグルト

甘酒は米麹からできたものと酒粕からできたものの2種類あります。
酒粕で作ったものには少しアルコールを含みますが、米麹からつくられたものにはアルコールは含まれていません。
さらに酒粕の甘酒には砂糖が使われていますが、米麹の甘酒には砂糖は使われていないのです。
お子様向けやダイエットに使用するなら、米麹でつくられた甘酒を選びましょう。
甘酒はヨーグルトや納豆、味噌などと同じ発酵食品で、発酵食品は「スーパーフード」として注目されています。
「飲む点滴」ともよばれ、ビタミンB群やブドウ棟、必須アミノ酸をたくさん含んだ優秀な食品です。

熱中症対策!
甘酒と聞くとなんとなく冬の神社などで頂くイメージが強いですが、実は夏にこそ飲むべき飲み物なのです。
甘酒には水分、塩分、糖分がバランスよく含まれているので、熱中症対策に最適なのです。
必須アミノ酸がたくさん含まれているので、ちょっと疲れを感じたときに飲めば、疲労回復にも効果があります。
実際、「甘酒」は俳句の夏の季語になっていて、古くは江戸時代から厳しい暑さを乗り切る「夏バテ対策」の飲み物として重宝されていたようです。

ダイエット効果!
砂糖を使ってないのに適度な甘さがあるので、お料理などに砂糖代わりに使うこともできます。
砂糖を多く使うスイーツも、甘酒を代用することで甘酒の栄養素もとることができるのでお勧めです。
オリゴ糖や食物繊維が含まれているので、整腸作用もあり、便秘解消にも役立ちます。
また食事をする30分前におちょこ一杯程度の甘酒を飲むことで満腹感を得られ、食事量を減らせます。
しかし身体にいいからといって、甘酒を摂りすぎるのはよくありません。
一日の摂取量はコップ1杯程度にしておきましょう。

美肌効果!
甘酒にはビタミンB群とコウジ酸が含まれているので、美肌効果もあるといわれています。
そして先にも言ったように、腸がきれいになればお肌の調子もよくなります。
コウジ酸にはメラニン生成の抑制効果があり、シミやクスミの予防になります。
森永製菓さんによる目のクマにもよいという研究報告もあります。

http://www.morinaga.co.jp/public/newsrelease/web/fix/file55513d4d928fd.pdf

最近では市販のものでもフルーツ甘酒といったものも出ていて、手軽においしい甘酒を楽しむこともできるようです。
こちらのにじいろ甘酒はもちろん、砂糖もアルコールも入っていないのでお子様にもおススメできます。
甘酒初心者は手軽に市販のものから試してみるのもいいですよ。

タイトルとURLをコピーしました