夏本番!夏バテに効く夏野菜!
夏バテに効く野菜があるってご存知ですか?
夏真っ盛り!花火大会に音楽フェス、予定ぎっしりなこの夏は夏バテしている暇なんてない!それなのになんだか体がだるい…、もしかして夏バテ?体力を使う夏だからこそ積極的に取りたい食材をご紹介!
【そもそも夏バテって何?】
夏バテを指す病名はありません。夏に起こる「自律神経の乱れ」からくる諸症状の事を総じて夏バテと呼びます。
自律神経は、内臓や血管などの動きを制御し体内の環境を整える為の神経です。汗をかいたり血管を広げたりして、体温を下げてくれるのは自律神経の働きによるもの。これは私たちの意思でコントロールすることが難しいのです。
この自律神経がうまく働かなくなり、体のだるさ、食欲不振、頭痛、吐き気、めまいなどの症状が出てしまうことを夏バテと呼んでいます。
【夏バテの原因とは?】
ではどうして自律神経が乱れてしまうのでしょうか?
原因の一つとして挙げられるのは、室内の冷やしすぎです。
冷房の効いた室内と炎天下の屋外の急激な気温の変化のよって、自律神経が驚いてしまいます。これが原因で自律神経のバランスが崩れてしまうことが夏バテの原因の一つだとされています。
【夏こそ取りたい夏野菜!】
冷房なんてない時代、人々は夏野菜を食べることで涼を取っていました。夏野菜には体のほてりを冷やし喉を潤す効果があると、科学的にも実証されているんですよ!
【キーワードは『カリウム』】
夏野菜の多くに含まれているのは「カリウム」。尿の排出を促がし、体の余分な熱を逃がしたり、体のむくみをとってくれたりする成分です。
◎キュウリ
夏場に不足しがちな水分とカリウムをたっぷりと含んでいて、むくみをすっきりとさせてくれます。酢の物で頂くとビタミンCを分解する酵素の働きを抑えてくれます。
◎トマト
カリウムだけでなく、抗酸化作用のあるリコピンやビタミンC、βカロテンがたっぷり。免疫細胞に働きかけ疲労回復や、内側からさびにくい身体を作ってくれます。
◎ゴーヤ
カリウムはもちろん、ビタミンCはなんとキュウリの10倍!苦みが苦手な方は、ゴーヤの白い綿の部分をしっかり取り塩もみすると苦みを減らせます。
◎スイカ
水分を多く含んでいるので体を冷やしてくれます。ビタミンやミネラルを豊富に含んでいる、真夏に最適なスーパーフードです。
◎オクラ
ネバネバの成分ムチンには胃の粘膜を保護してくれる成分があるんです。他にもビタミンやミネラル、食物繊維を多く含んでいます。
夏に負けない身体作りを食事から!
トマト料理
カラフルな野菜は見ているだけで食欲が湧いてきます。馴染みのある野菜も多かったのでは?食事の際は是非意識してみて下さい。二度とない今年の夏を満喫する為、積極的に夏野菜を取り入れていきましょう。