パソコンやスマホの利用時間が多いあなた。最近、目の疲れに困っていませんか?
一日の大半をデスクワークに費やし、パソコンやスマホの利用時間が多いあなた。
最近、目の疲れに困っていませんか?
その疲れが慢性的に続く場合は眼精疲労かもしれません。 厚生労働省によると、パソコンやスマホを使用する約7割が身体的な疲労を感じていて、そのうちの約9割が眼の疲れや痛みなどの症状を訴えています。
眼精疲労を放置するとつらい症状が増えていきます。また、注意したいのは、眼精疲労の背後には目の病気が隠れている場合があるということです。
自覚症状がない場合も少なくありませんが、緑内障や白内障などの病気の可能性もあるため、目の不調を感じたら、早めに眼科でチェックしてください。
眼精疲労のおもな症状
目の症状
目が疲れる
目が痛い、充血する
目が重い、しょぼしょぼする
涙がでる、まぶしい
体の症状
肩こり、倦怠感
頭痛、めまい、はきけ
眼精疲労の症状が続くときは病気の可能性もあるため、眼科できちんと診察を受けましょう。めがねやコンタクトレンズの度数が合っていないことも原因の一つです。
眼精疲労の際の対処法
眼精疲労の原因が目の酷使だと診断されたら、積極的に目を休ませる習慣作りが大切です。
パソコン作業が中心の仕事をしている方は、1時間に5分程度の休憩をとることがおすすめです。ちなみに休憩中にスマホいじりしては目の休息になりません。
休息中に、こめかみや首筋のマッサージや、蒸しタオルを目にあてるのも効果的です。
目の使い過ぎ、軽度の目の乾燥などによる眼精疲労のセルフケア方法
水に濡らしたタオルを丸めジップロックやラップにくるみ電子レンジで1分~2分。
また、適温のタオルの上に乾燥したタオルを乗せるのも冷めるのを防いでくれる効果がありオススメです。
目の休息におすすめのマッサージ方法
仕事の合間やご自宅でもセルフケアが行えるように疲れ目・眼精疲労に効果があるツボをご紹介します。
顔に左右対称に存在ツボが存在します。いつでも出来る疲れ目解消法にお役立てください。
目の周りにのツボを軽く刺激しながら、やさしくマッサージをします。
魚腰(ぎょよう):頭痛・片頭痛・目のむくみ、たるみ・眼精疲労・目を大きく見せる
攅竹(さんちく):頭痛・片頭痛・眼精疲労・ストレス
睛明(せいめい):疲れ目・目のかゆみ・頭痛・鼻水・鼻づまり
承泣(しょうきゅう):眼の疲れ・目のかすみ・涙目・目の下のたるみ
四白(しはく):眼精疲労・頭痛・片頭痛・視力回復
糸竹空(しちくくう):効果:目の疲れ・頭痛・目じりのシワ、シミ、リフトアップ
太陽(たいよう):効果:目の充血・かすみ・老眼・頭痛・顔面神経痛・三叉神経痛
瞳子膠(どうしりょう):効果:眼精疲労・目の奥の痛み・眼の周りのクマを改善
天柱(てんちゅう):首こり・肩こり・後頭部痛・頭痛・目の疲れ
風池(ふうち):首こり・肩こり・頭痛・眼精疲労・脳の活性・自律神経
眼精疲労に良いとされる成分
目の健康維持にビタミンは欠かせません。食事で不足しているときは、これらの成分を含む医薬品やサプリメントを上手に利用するとよいでしょう。
眼精疲労に良いとされるビタミン
ビタミンB1
ビタミンB2
ビタミンB6
ビタミンB12
ビタミンA
ビタミンC
ビタミンE
眼精疲労に良いとされるその他の成分
ルテイン
アスタキサンチン
DHA
他にも、もう既によく知られているアントシアニン(ブルーベリー・ビルベリーなど)、魚介類や牛肉に含まれているタウリン、亜鉛なども、役立つと言われています。
目の健康を維持する上で効果的な成分ですが、疲れ目だからと言って、サプリや薬で治るというようなものではありません。
ぜひ、食事にも気を使ってみててください。またアルコールのとりすぎは眼圧をあげますし、
喫煙は血液循環を悪くしますので、眼精疲労が気になる時は、控えるようにしましょう。